約 3,834,391 件
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/33709.html
登録日:2016/02/12 Fri 02 34 55 更新日:2023/12/26 Tue 23 14 36NEW! 所要時間:約 8 分で読めます ▽タグ一覧 DMM LOW Lord of Walkure エロゲー オンラインゲーム カードゲーム ゲーム サービス終了 スマホゲーム ロードオブワルキューレ 基本(重要)無料 Lord of WalkureとはDMM.comから配信されていたオンラインゲームの一つである。スマホ・PC両方でプレイ可。 ジャンルは「カードバトルRPG」。基本無料だが、当然のごとく課金要素もあり。 X指定版と全年齢版の2種があり、ア~ン♡なシーンの有無及び一部のカードイラストの差異(B地区の有無)で区別される。 ただしプレイ前にDMMの会員登録が必要なため、18歳未満はどちらにせよプレイ不可。 ゲームの大まかな内容としては、妖魔に囚われた特別な力をもつ女の子(+α)たちを助け出し、 彼女らをワルキューレとして覚醒させて世界平和のため共に戦うというもの。 2018年12月10日、多くの騎士に見守られながら約6年続いたサービスが終了。 このサービス終了までの流れはある意味で伝説となっている。サービス終了のページを参照のこと。 しかしその後も同じ開発会社の作品にコラボとして度々登場している。 【騎士】 ゲーム内における、プレイヤーの分身で、通称騎士様(kssm)。 名前の設定はできるが作中のセリフなどで呼ばれることはない。 ワルキューレたちからの呼び名は騎士様、あなた、マスター、あるじ、お兄ちゃん、あんちゃん、お前、下僕、クソ虫などなど。 登録時に髪型・肌色・目・口の形を選んで3等身のアバターを作ることができる。 ムフフなシーンのCGでは、バッキバキの腹筋とご立派様が確認できる。 ステータス 騎士自身の戦闘関連のステータスはレベルをいくら上げても、MP以外は上昇しなかったりする。 攻撃力や防御力などはすべて装備依存、強力なカードを装備するには相応のカリスマが必要。 そのためゲーム始めたてでも課金ぶっこんで強い装備を入手すればあっという間にトップクラス…という訳にはいかない。 クエストの進行などに必要な体力、ボスや他プレイヤーとの戦闘で消費するフォース、デッキの構築に不可欠なカリスマは レベルアップ時に付与されるボーナスポイントを割り振って上昇させていく。 この時あまり偏った割り振りをすると後のプレイに差し支えるのである程度バランスよく。(やり直し用のアイテムは要課金) 装備 装備箇所は右手・左手・体・指・首の5箇所。 指・首以外の装備品はそれぞれデザインがあり、装備すればアバターに反映される。 ただし何も装備してない場合でも、普通の服を着た状態になるだけである。 右手なら剣や杖、左手なら盾やサブウェポン、体はもちろん服や鎧など。いかにもゲームの装備品といったところ。 ただし中には海パンやバーベキューセット、アニメーション付きで爆発するネコなど完全にネタに走ってるものもある。(特にイベントの限定品で) この部分は開発を担当した企業が展開していた別ゲームからの移植であり、元のゲームはネタ装備が豊富であったことに由来する。 それぞれの装備には物理(or魔法)攻撃力・物理(or魔法)防御力・クリティカル補正・属性・バランスと 色々な値が設定されている。 攻撃力…物理or魔法の数値が高い方のみが採用される。(例:物理攻撃力1000・魔法攻撃力1200の場合、常に攻撃力1200の魔法攻撃を行う) クリティカル…その名の通りクリティカルの確率が%単位で上がる。最大50。 バランス…ダメージの振れ幅。数値が大きいほどダメージの振れ幅が大きくなる。最大50。 属性…火・水・風・地の4種類。数値が大きいほど弱点属性で攻撃した際のダメージが%単位で上がる。 他にも装備制限という項目もあったが、結局サービス終了まで制限がある装備なんて一切出てこなかった。 戦友 他の騎士と最大30人まで戦友という関係を結べる。 ギルドのように1つの集団を作るのではなく、あくまで1対1のつながり。 クエスト進行中に出現する大ボスを協力して退治することができる。 メッセージのやり取りもできるが、どれだけ活用するかはまあ……人次第。 大ボス退治のために一時的に登録する戦友を、プレイヤー間では傭兵と呼んでたりする。 【カード】 デッキにセットして戦闘に使用できる。それ以外は別のカードの餌にしたり売り払ったり。 セットするにはカリスマが必要で、これが足りないと強力なカードが使えない。 描かれているのはモンスターやなぜか道具のようなもの、そしてもちろん女の子。 モンスター レアリティは大抵が最低ランク。最序盤は別として戦力には全く使えず、餌や売却要因としても微妙。 普通に考えたら完全なハズレ。ただし一部イベントで重要になったモンスターカードもあったりした。 ただしこのモンスターカード、女性形のものは後にワルキューレとして昇格する例も多い。というか殆どされた。 それどころか男性もしくは人外の姿をしても美少女化するパターンさえある。 例)江戸時代の装束を身に着けたタヌキ→タヌキに変身していたケモミミの美少女 首なしの鎧騎士→ぶかぶかの鎧を無理矢理着ていたチビっ子 ボール型の化物→同じ形の被り物をした恥ずかしがりの美少女 本 餌となる宿命を背負ったカード。 育成の効率を上げるために、本に本を食わせてさらにそれを女の子に食わせるという謎現象がしょっちゅう起こる。 間違えて女の子を本に食わせてプレイヤーが崩れ落ちるといった悲劇もまれによくある。 ちなみにデッキに組み込むことも一応可能だが、必要なカリスマの量が尋常じゃないため デッキに組み込む人なんてまずいなかった。 ワルキューレ このゲームの目玉。多種多様な女性キャラ(+α)が描かれている。 同名のカードを融合させることで進化し、2段階の進化でお楽しみシーンが解禁される。 要するにお楽しみのためには同名カードが4枚必要ということ。(一部例外もあり) 詳細は個別記事にて。 【ボス】 クエスト進行中に出てくるザコモンスターより遥かに強力な敵。 もちろん、倒せば相応の見返りはある。 大ボス クエスト進行中、ランダムに出現する強敵。 こいつとの戦闘は一方的にHPを削るだけのものだが、そのHPが一部例外を除きひたすら多い。 最序盤のやつ以外はフォースをすっからかんにしても一人で倒すのはかなり厳しい。そこで戦友の出番である。 倒せばアイテムや武器、餌カード、そして低確率でワルキューレカードをゲットできる。 戦友が発見した大ボスを救援要請に応じて攻撃しても、ややグレードは下がるが報酬は貰える。 ただしボスごとに報酬獲得のため、最低限与える必要のあるダメージ量が決まっている。 イベント中に期間限定の大ボスが出現することがあり、 ボスを追い払うアイテムを活用するなどして限定ボスを集中して狩るプレイヤーもいた。 この手のボスを倒すことでしか手に入らないワルキューレもあるので 見つけたら最優先でフルボッコにされる運命を背負っていた。 2016年前半に専用アイテムを消費しての召喚でしか出現しない大ボスが登場した。 クエストボス 各クエストで全てのステージをクリアすると出現する。グラフィックは道中ザコの使い回しがほとんど。 大ボスと違い、属性の相性や必殺技の発動率など一切考えなくてよく、戦うのに消費するものもない。 ただし戦友の力は借りられず、しかも1度の戦闘で倒しきらないと全回復してしまう。 最新のクエストで出現するものなどは無課金で揃えられる最大限の装備とワルキューレで挑まないと厳しいレベルだったりしてけっこう厄介。 倒せば初回のみそこそこ貴重なアイテムや、限定のワルキューレが手に入る。 逆に一度倒してしまえば、あとは完全に無用の存在。 討伐ボス 討伐戦団という最大10枚のカードからなるデッキで挑む。戦闘時にはクエスト同様に体力を消費する。 登場する日のうちであれば任意のタイミングで挑めるが、他のボスと違いガチで攻撃してくる。こちらのHPが尽きれば当然負け。 このボスとの戦闘でのみ発動するカードの能力やデッキの順番、ボスの行動パターンなども絡んでかなり複雑な戦いになる。 正直いって、このゲームで一番頭を使う要素。 最上級のボスともなるとかなり手強く、少々の課金プレイヤーでは手に負えないことも。 期間限定討伐ボスはランクの数字から想定されるより遥かに強いというランク詐欺状態のものがほとんどで、他種イベントより限定アイテムがまともに手に入りにくい。 【主なシステム】 クエスト ゲームで基本となる作業。特別な条件を満たしたりする必要は殆ど無く、ただオートの戦闘で道中ザコを狩っていくだけの簡単なお仕事。 モンスターとの戦闘は3回で1セット。セットごとにアイテムやカードを拾え、既に出ているのでなければランダムで大ボスも出現する。 あんまり装備やデッキがショボいとザコも倒しきれず一旦終了となるので育成・強化も同時に進めよう。 1クエストに付き5~15程度のステージがあり、最後にクエストボスを撃破すればクリア。 常設クエスト、もしくはメインクエストと呼ばれるのはその名の通りいつでも挑戦可能。 順番にクリアすることでゲームのストーリーも進んでいく。 一度クリア済でも再挑戦は可能。特に高値で売れる装備や大量に必要なアイテムが出るステージは何度も周回することになるだろう。 イベントクエストは一定期間のみ設置される。難易度はメインの序盤からやや進んだ~中間程度。 ほぼいつも何かしらのイベントクエが設置されているのでメインクエを進める暇が無かったりもする。 調査戦団 最大8枚のカードでデッキを作り、宝探しに出かけさせる。 デッキに入れたカードのコストや向かう場所によって経費がかかるのだが、これが結構な出費。(ゲーム内通貨だけど) うまく探索が成功すれば結構な量のアイテムや装備、カードが手に入る。 追加されたエリアの中には低レアリティや無進化のカードしか入れないところもあり、しかも新エリア追加の為にはそこのクリア必須だったため、高レアリティメインの課金プレイヤーに強烈なカウンターを食らわせた事も。 討伐戦団 内容は討伐ボスの項を参照。 対人戦 プレイヤー同士で対戦できる。といってもリアルタイムのバトルではなく、同じ対戦ランクのプレイヤーがランダムに選ばれるというもの。 参加するときはフォースが消費され、一定回数勝利すればクリア、賞品が手に入る。負けてもグレードは下がるがもらえる。 フォースが余りまくってるときなどは、ワザと装備ナシデッキにカード無しで挑んで連敗しまくって消費する手もある。 時折、ヴィーグリーズというイベントが開かれる。 プレイヤーはワルキューレの名を冠したサークルに別れ、 対戦によって入るポイントを競うこととなる。 ポイントが一定数に達するごとに入手できるアイテムと交換で限定カードなどが手に入る。 更にサークル内や総合ランキングでポイント上位に入るとかなりレアなアイテムや特製カードが手に入るが、 この領域に来ると重・廃課金プレイヤーの巣窟である。 錬金術師の館 ワルキューレの一人、錬金術師エリシアが管理する場所。 アイテムを使用して装備品やよりレアなアイテム、カードの強化に必要な素材等を作る事ができる。 神殿 以下の2種類がある。 神殿グラズヘイムワルキューレの一人であるアルカナが管理している神殿。最終進化かつレベルマックスのワルキューレを更に一段階進化させる、限界突破を行う場所。元カードよりステータスが上がる他、調査戦団や討伐戦団で発動する特殊能力が追加もしくは強化される。システム実装後に登場したカードはほぼ全て限界突破可能だが、時々過去のカードにも適用されるようになる。一度戦力外にした子が再び返り咲くチャンスを与えてくれる。(だから昔のカードをなかなか整理できなかったりもする)(*1)サービス中盤以降、同じカードでも通常の限界突破と期間限定アイテムを使った特殊な限界突破が登場し、当然後者の方が能力は高くなる。最終的には究極進化したカードすらも限界突破できるようになり、火力インフレ待ったなしだった。 神殿グリトニル最上級レアリティの指定されたワルキューレ2種の最終進化形を2枚融合させて新たなカードにする究極進化を行える場所。進化後は2人のワルキューレが絡みあったイラストに変化する。進化時にはどちらのカードをベースにするのか決める事ができ、選んだカードの名前と属性になる。言わずもがな戦力としては超一級品で、入手時にイベントまであるのだが、重・廃課金プレイヤー以外にはハッキリ言って無縁…かと思われていたが、2016年プチレジェンドイベントで期間限定アイテム等と対象カードが交換できる機会が登場し始めて触れる機会が増え、最終イベントではナヴィ作成のために多くの騎士がお世話になったと思われる。余談だが、この神殿を管理しているのも女性で立ち絵もあったのだが、エリシアやアルカナと違い最後までカード化されなかった。 街会話イベント ゲームの基本画面で、ワルキューレとの日常が見れるというもの。 会話と入っても実際はショートストーリー。きっちりボイスも再生される。(スマホ版は聞けない) 対応しているワルキューレを戦闘に出すことで親密度が上がり、一定値に達すると新たなストーリーが解放される。 全てのワルキューレに導入されているわけではないが、人気のあるキャラは概ね一通り導入されている。 初会話時や好感度ランクが上がった際に流れるロングと、街の画面にが表示される度にランダムで流れるショートの2種類がある。 大深度冥宮ニーヴェルング 2016年4月に実装。 長時間かけてダンジョンに潜り続け、多くのお宝を手に入れるモード。 装備やカードを選択して組み込みパーティーを結成、それをダンジョンに送りこんでスタート。 15分ごとに深度増加・HP減少と共にイベントが発生し、より深くにワープしたりHPが回復したりアイテムが手に入ってストックされたりする。 特定のキャラを連れて行った時のみ発生するイベントも多く用意されているが、必ずしもプラスになるとは限らない。 5回までHPの全回復ができて、HPがなくなると帰還してストックしたアイテムが入手できる。また1回の進行スピードを増加させるアイテムも存在する。 何度か期間限定ダンジョンも実装されたが、特定のカードをデッキに入れないと100%の確率で即死イベントに遭遇するなど強烈な内容のものも。 【最後に】 過度な課金、掲示板で他プレイヤーと喧嘩になるなどの事態には十分に注意してください。 ワルキューレの騎士の名に恥じない態度で、プレイを楽しみましょう。 追記・修正は世界平和を求めて旅に出る前にお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 王子や団長、社長みたいなネット上でのプレイヤーの略称はkssm(騎士様の略)だっけ? -- 名無しさん (2016-02-12 11 38 13) プレイ初期段階に入手可能なワルキューレの中に男の娘や筋肉娘がいるという攻めの姿勢すき -- 名無しさん (2016-02-12 17 44 24) これ面白い?面白そうだと思ってちょっと調べてみたら性能のインフレがかなり早いみたいなんだけど・・・。 -- 名無しさん (2016-02-12 17 56 24) もうサービス開始から結構経ってるからシステム自体は古いし、上位陣は遥か彼方にいると思うよ。新規におすすめできる段階は過ぎたと思う。 -- 名無しさん (2016-02-12 18 50 17) 3年間やってる。ゲーム性は薄いけど、キャラクター性は高いと思う。最近じゃバトルマーチオブワルキューレなる派生ゲームがリリースされたようで。多分思った以上にキャラ商売が利いたから、DMMとしてはゲーム性を持たせた決定版を作りたかったんだろうな。古参としては両立してほしいところ。 -- 名無し (2016-02-13 22 06 42) パズルオブワルキューレが消えて以来、どうも派生に手を出す気にはなれない……。 -- 名無しさん (2016-05-07 22 05 53) バトマチ&ハーレムシェイク・オブ・ワルキューレは終了しました -- 名無しさん (2016-08-28 23 29 15) 派生の方が先に消えたってことは、やはり頭を使わずにできるところにこのゲームの真価があったということなんだろう。 -- 名無しさん (2016-11-16 15 25 30) 何故か8月中旬に開始予定だったイベントが急に中止になって、9月の今でも停滞中。このままサービス終了になったりしなければ良いけど… -- 名無しさん (2017-09-05 23 22 23) 更新される訳でもなくサービス終了する訳でもないまま半年近く放置状態という妙な状況。何が起こってるんだこれ… -- 名無しさん (2018-03-03 16 50 38) 死亡確認… -- 名無しさん (2018-06-11 16 23 25) また古強者が一人逝ったか -- 名無しさん (2018-06-11 16 37 36) CGを配布中とのことです。 -- 名無しさん (2018-06-14 14 41 06) 最近はふるーつふるきゅーと!でコラボが行われることがあるくらい。 -- 名無しさん (2021-08-20 01 20 40) 更にエンクリにもナヴィ(とカードイラストに三天使)が -- 名無しさん (2022-01-07 06 43 19) DMMの「クレジットカード登録で500ポイント」のバナーには未だに本作のキャラが居座ってる。 -- 名無しさん (2022-01-07 08 13 52) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/398san/pages/2347.html
《天界の従者 サンドラ》 効果モンスター 星4/光属性/戦士族/攻1500 /守1600 このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、 自分フィールド上の「ワルキューレ」と名のついたモンスターの攻撃力・守備力は500ポイントアップする。 自分フィールドの「ワルキューレ」と名のついたモンスターが破壊される場合、 代わりに自分フィールドに表側表示で存在するこのカードを破壊する事ができる。 原作・アニメにおいて―~
https://w.atwiki.jp/famicomall/pages/352.html
前のゲーム | 次のゲーム クリア条件:エリア16クリア(以下エリア7からループ) 開始時間:2007/10/07(日) 15 06 49.91 終了時間:2007/10/07(日) 18 05 02.63 ※AC版ではゼビウスのループは最後まで行っても一番最初のエリアに戻るものではありませんでした。なので経験者がプレイするなり観戦してもらうなりしないとループしていることに気がつかないかも。 ※エリアの区切りは長い森なので数えといてくだしあ。ただ面を一定以上進んで死ぬと次の面の最初からスタートになったりするので余計わかりづらい。 ※目安としては、アンドアジェネシスが出てくるのが4、9面。開始直後とその後、アンドアジェネシスが2回出てくるのが14面。砂漠でドモグラムの編隊がぐるぐる回ってるの(通称盆踊り)が7面。 超々有名縦スクロールシューティングゲーム AC版においては9960000点から無限エクステンドが始まり9999990点でカンストとなる。 最速でも4時間切る程度のこのカンストが当時のゲーマーのひとつのステータスだったが FC版では億まで数えられるらしいのでカンストは無理ですw 空を飛ばないアンドアジェネシス、失われた地上絵、回避しやすいバキュラやギドスパリオ 回避しにくいガルザカートなど、文句はいろいろあるだろう。 しかしこれがファミコンでも有数の名作であることは間違いない。 そもそもアーケードのゼビウスはナムコミュージアムやアーケードのナムコクラシックコレクションでもしっかり移植できず、PSの3D/G+までちゃんとしたのは1つもない。 コンティニューなし。1コインクリア必須です。 エクステンドがそこそこあるので極端に厳しくはないが、易しくはない。 若い方など初見の人はガルザカートやバックゾシーの恐怖を存分に味わってください。もちろん数多い達人も大歓迎。 ★雑感 色遣いや画面の比率は家庭用ならではの厳しさを感じさせるが、トータルでアーケードの雰囲気をよく表現している。愛のある移植だ。今プレイしても手応え十分なゲームバランスと、世界観をがっちり構築している個性的なキャラクタは、このゲームが熱狂的なファンを生み出したのも納得できるところ。 ★SS ▲16エリアスタート直後、いきなりプレイヤー泣かせな敵の配置。 ▲すっかりお馴染みの敵ながら、ちょっとした配置の妙と空中物の激しい攻撃で一気に地獄のエリアと化している。 ▲ここが16エリアのラスト、2連ガルデロータ。ブラグザカートが出現していて泣ける。 ▲ガルデロータを破壊して無事16エリア突破!? ▲7エリアに戻ったことを示すバキュラにホッと一息。 ★説明書での必勝テクニック ■ゾルバクは確実に破壊 ゼビウス軍の攻撃は刻々と激しさを増す。それを防ぐためにはゾルバク(敵の情報収集システム)を確実に破壊。攻撃してくる敵の難易度が下がる ↓ゾルバグ ■敵を知れば百戦安泰 敵の兵器は攻撃パターンが何通りか決まっている。これを見抜けば、突然出現しても仰天する事なく冷静なる対処が可能となる。また敵の地上基地の配置は一定である。地形を覚え常に先制攻撃を心がける。 おまけ 芸夢「こ、これがゼビウス 魔の二千機攻撃!!」
https://w.atwiki.jp/souku/pages/2119.html
《公開済》SNM001220 シナリオガイド 公式掲示板 合併? 再編? 取り潰し? 明日はどっちだ!? 担当マスター 革酎 主たる舞台 ツァンダ ジャンル 学園生活 募集スケジュール 参加者募集開始日 参加者募集締切日 アクション締切日 2011-06-03 2011-06-05 2011-06-09 リアクション公開予定日 募集時公開予定日 アクション締切後 リアクション公開日 2011-06-21 - 2011-06-13 サンプルアクション (シナリオ参加者の方にお願い、サンプルアクションの具体的な内容を補完していただけないでしょうか)(サンプルアクション名の下の四角をクリックするとでてくる「部分編集」をクリックすると登録できます)(もしくはサンプルアクション登録用掲示板へお願いします。) ワイヴァーンズ/ワルキューレの選手としてシーズン終盤を過ごす。 +... [部分編集] ▼プレイヤーの意図 プロ野球選手の厳しい現実に晒されたい。 ▼キャラクターの目的 ワイヴァーンズ/ワルキューレの選手としてシーズン終盤を過ごす。 ▼キャラクターの動機 残るにしても移籍するにしても、十分な成績を残しておく必要があるから。 ▼キャラクターの手段 プロ野球選手として、シーズンの残日程に臨みます。 ワイヴァーンズ/ワルキューレの存続に尽力する。 +... [部分編集] ▼プレイヤーの意図 赤字覚悟といわれる球団経営の現実の厳しさに晒されたい。 ▼キャラクターの目的 ワイヴァーンズ/ワルキューレの存続に尽力する。 ▼キャラクターの動機 首になるのなんて真っ平だから。 ▼キャラクターの手段 今の所属球団を存続させる為に、あの手この手を考えて頑張ります。 SPB臨時職員に応募し、新球団発足に立ち会う。 +... [部分編集] ▼プレイヤーの意図 球界再編の厳しい現実を見ておきたい。 ▼キャラクターの目的 SPB臨時職員に応募し、新球団発足に立ち会う。 ▼キャラクターの動機 プロスポーツビジネスに何となく興味があったから。 ▼キャラクターの手段 SPB臨時職員として雇われ、新球団発足に至るまでの経緯を見たい。 その他補足等 [部分編集] 【タグ:SNM ツァンダ 学園生活 正常公開済 革酎】
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/5908.html
前ページ力を求める使い魔 さて、ルイズが魔法を練習しては彼に叩きのめされる生活をしている間。 彼がいったいどんな生活をしていたのだろうか。もちろん、ルイズから食事を恵んでもらったわけでもない。 かといって知り合いもおらず何か伝手の一つも持ってない。となると、取る行動は一つ。 厨房の品を勝手にいただくことだ。当然、窃盗とも言うべき行動だが、元々そんな倫理観はいまさら持ち合わせていない。 文字と食事を取るために、彼は厨房に毎日通っていた。 最初の数日は、忍び込んでこっそり食べ物を失敬していたわけだが…… 初めてやって来た異郷の地でそのような行為が 何度もうまくいくはずもない。 数回目であえなく厨房の連中にばったり出くわす羽目になる。しかし、学院に突き出されることはなかった。 いや、そもそもただの平民であるコックやメイドでは彼をつき出すこと自体、不可能なのは当然なのだが…… 向こうはそう言うそぶりもなかった。 どうやら彼は妙なところで有名だったようで、コックの一人がこんなことを言い出した。 「なああんた、あのうわさの召喚の魔法で呼び出された平民か?」 とりあえず召喚で呼び出されたことは確かなので「まぁそうだ」と同意しておいた。 魔法が使えるのだから、この世界では貴族かもしれないが、とてもそんなガラじゃあない。 それに、貴族などという腐った連中と思われたくもなかった。くだらない見栄や体裁ほど、彼からすればくだらないものはない。 彼の答えを聞き、厨房の連中は何を勘違いしたのか顔を見合わせ、頷き合う。 太った、周りより仕立てのよい服を着た男が、そばのメイドに手を振って何か合図をした。 少しして、運ばれてきたのは暖かいスープ。 太った男は、うんうんと頷きながら 「あんた、苦労してるんだろう。なにせ貴族の癇癪玉は猫より小さいからな。なに、困ったときはお互い様だ」 かくして、彼は食事にありつけるようになった。 簡単なまかない飯だとコックやメイドは言っていたが、これがうまい。 よく分からないゲテモノの肉や、真空パックの常温保存食とは天と地の差だ。 東京での自分の食生活の悪さを今更ながらに感じながら、スープをすする。 子供の時に母親も死に、父親が飲んだくれていた彼からすれば、他人の手料理などほぼ初めて口にしたといってもいい。 そんな家庭環境もあって彼は極端な力の信奉者な上人付き合いの仕方はほとんど分からないが、決して常識知らずではない。 表に出すのは癪だが、確かにありがたく思った。 「……うまい」 「おかわりもありますから、ゆっくり食べてくださいね」 スープを持ってきたメイドが、がっつき気味にスープをすする彼を見て苦笑した。 「お腹がすいてるんですね。ご飯、もらえなかったんですか?」 「貰うも何も……俺はあんなガキの使い魔になんて誰がなるか。そんなもの願いさげだ」 「願い下げ……って貴族に逆らったんですか!?」 目を丸くして、メイドが言った。その声を聞き、周りのコックたちもこっちを見ている。 やはり、この世界にとって貴族は――魔法を使えるものは絶対の存在らしい。 「当たり前だ。俺は俺の好きなようにやる。自分より弱い奴の言うことなんぞ誰が聞くか」 おかわりで皿を差し出す。彼の言葉を聞き周りがざわめく。 うまい飯を食って知らず知らずのうちに上機嫌になっていたのか、彼は口数が増えていた。 「第一、魔法が使えるからって人よりえらいと思ってる腐った奴らなんて気にくわねぇ。 力のある奴が好きにする道具として魔法があるんだろうが。結局家柄が何だのと……くだらねぇ」 「魔法が……こわくないんですか?」 おそるおそるといった感じでメイドがたずねる。 「当たり前だ、あんな魔法も満足に使えないガキ、恐ろしくもなんともない」 ―……少なくとも今は、と内心付け加える。ああいう目をした人間がどうなるかは自分がよく知っているからだ。 自分の思い違いでないなら、自分が悪魔と合体したように、何かのきっかけで化ける日が来るかもしれない。 ごっそさん、と手を合わせ、イスの背もたれに体を預ける。 食器を提げに来たコックが、背中をバンと強く叩いた。 ―「そりゃ豪気なことだ!」 「あんた凄いな!」 「気に入った!また来いよ!」 めいめいが好き勝手彼を小突いたり、話しかけたりしてきた。 彼が貴族を嫌うように、平民たちも貴族を嫌っているのだろう。 コックやメイドたちは、平気でそれを否定した彼を気に入ったようだ。 食事以外でも、厨房に言っては暇そうにしている連中から文字を習った。 何しろ、文字が分からないことには、本も読めない。 幸い図書館で、人の良さそうなメイジのガキに脅しつけて、1冊初級の魔法の本を手に入れることはできた。 あとは、厨房に入り浸ってひたすらそれの読解と理解に専念した。 平民が魔法を使うなんて無理だと言われたが、彼は無視していた。最初からあきらめ受け入れるのは愚か者……と彼は思う。 ふと、頭の片隅に運命を受け入れて生きることを選んだ白い友人のことを思い出す。 自分は今こうしてなぜか生きているが、奴は今どうしているのだろう。やはり、あいつに負けたのだろうか。 顔を小さく振る。自分は、負けたのだ。あのカテドラルでの神魔の全面戦争がどうなろうと関係ない。 「あ、そこ間違ってます。その文字は、こう書くんですよ」 「……ここか?」 どうやら、余計なことを考えすぎていたらしい。書き取った文字がおかしくなっている。 黒髪のメイドが、間違いを指摘した。 彼女は文字が読み書きできるメイドの一人らしい。 ここで文字を彼に教えているコックやメイドの一人だ。 「……難しい」 「最初は、なんでもそうですよ。ゆっくりいきましょう」 くすくすと笑うメイド。 彼は顔をしかめたまま、本の文を睨みつけた。 読めなくて眉を寄せているのではない。読めることに違和感を覚えてそうしてしまう。 なぜか、ある程度学ぶたびに、一気に言葉が、頭の中で翻訳され、理解できるのだ。簡単な読み書きは数日で可能になったが ……その事実に頭をひねる。自分は、お世辞にも、秀才とはいえない。なのに、この習得の早さは何だ……? ふと浮かんだ疑問を頭の片隅に追いやり、本のページをめくる。 「それにしても、勉強熱心ですね」 「……強くなるために必要だからな」 相変わらずぶっきらぼうな態度で答える。 一歩間違えば、横柄とも高圧的とも言える態度だが、これが彼の他者への基本的な態度だ。 だが、決して傲慢でもなければ悪意を持っているわけではない。 主従関係や力の優劣が絡まない限り、横のつながりに関してはわずらわしいと思いながらもきちんとこなす。 恩を受ければ、借りを作るのを嫌う性格もあり、「受けっぱなしは性に合わない」と、裏方の手伝いを申し出ている。 本人が聞いたら激怒するだろうが……臆病な心だって奥底にはある。 何も普通の人間と変わりないのだ。いや……本質的には人よりも弱いかもしれない。 芯は悪い奴じゃないが、風変わりなひねくれ者。 彼の本質とは当たらずとも遠からずなこの評価が、厨房の人々からの評価だった。 ……力に対する渇望が底なしのことを知らなければそういう評価に落ち着くのは無理もない。 「そろそろ、食事の仕度もあるのでここまでにしましょうか」 メイドが立ち上がる。続いて、彼も無言で立ち上がる。今日の手伝いは、デザートを運ぶことだった。 ここで、ちょっとした揉め事が起こる。 ――食堂から聞こえてくる声。 「君の軽率な行いで香水の壜なんかを拾い上げたおかげで二人のレディの名誉に傷がついた。どうしてくれるんだね?」 「……知るか」 ギーシュという金髪の派手な生徒が落とした壜が、彼の足に当たったのだ。 それを気まぐれで蹴ってよこしたところ、どうやら二股をかけていたらしく、その壜が原因でそれが発覚。 ものの見事にその恋人両方に振られたのだ。 「自分に酔ってるガキが偉そうに。二股かけていたのはお前だろう」 ギーシュの友人たちがどっと笑った。 「その通りだギーシュ!お前が悪い!」 まったくその通り。当たり前すぎる正論を言い返せず、顔を赤くしたギーシュが、デザート配りを再開した彼に言った。 「そういえば君はあの『ゼロのルイズ』が呼び出した平民だったね。 平民に貴族の機転を期待したボクが間違っていた。今回は許してあげよう」 ギーシュからすれば、プライドを維持するための精一杯の台詞だった。 しかし、それを受けて彼は一言。 「……馬鹿は死ななきゃなおらねぇってのはマジだな」 この一言が火種だったいざこざに火をつけた。 ギーシュが決闘を持ち出し、もちろん彼もそれに乗る。周囲のコックやメイドの引きとめも完全に無視。 売られた喧嘩を断る理由はまるでない。あれよあれよと話はトントン拍子で進み、二人はヴェストリの広場で立っていた。 周りは、暇な生徒であふれかえっている。 「逃げずに来たことはほめてあげようじゃないか」 そう言ってギーシュがバラの花を振る。 たちまち、散った花びらの一枚が舞ったかと思うと、 甲冑を着た女戦士の人形へと変化した。 「紹介しよう。これはボクのゴーレム、『ワルキューレ』だ。 ボクはメイジ―――― 」 蕩々と語るギーシュが最後まで言葉をしゃべり切る前に、火炎弾がワルキューレを叩く。 金属に火炎弾が高速でぶつかり、爆ぜる音が周囲に響き渡る。 「―――ドーン、って?」 直撃し関節が歪んだのか、ガクガクとしているデク人形を、彼は蹴り倒した。 「終わりか?」 突き出した手で肩を触り、首を回してコキコキと鳴らす。 ギーシュの顔から血の気が一気に引く。周りの生徒たちは息を呑んだ。……ただ一人の生徒を除いて。 慌ててもう一度バラの花を振ると、今度は6体のワルキューレが顕れた。今度は全部槍のような武器を持っている。 そのうち2体はギーシュの側に、残り4体が彼を取り囲むように陣を組む。 数か多いと判断した彼は、両手を真横に水平にしてあげる。 「マハラギ!!」 ―両手から渦を巻くように炎があふれ、彼の周囲を囲んでいたワルキューレを飲み込んだ。 しかし、その炎をものともせずワルキューレたちは彼へと突っ込んでくる。 「ちィッ!」 一番早く近寄ってきたワルキューレの槍をかわし、懐に飛び込む。そのまま顔面に拳を打ち込んだ。 が、ワルキューレはびくともしない。逆に、こちらの拳がズキズキと痛む。 4体のワルキューレが、まとめて槍をもぐら叩きのように振り下ろす。慌てて転がるように横っ飛び。 どうにかワルキューレたちと距離をとる。 どうやら、マハラギでは威力が足らないらしい。アギは、マハラギと違い炎を一つにまとめて相手に直接ぶち当てる。 つまり、収束した炎に加えて、ぶつかり炸裂する勢いも付加されているのだ。 そのアギでもほぼ倒せるとは言え、全身をゆがめる程度だった。単純な火力総量は同じでも、マハラギでは威力が違う。 加えて、今の自分は人間。『魔人』だったころとは魔力の量も質も劣る以上、力押しは難しい。 力も随分と落ちている。さきほどの拳も、本来なら余裕で粉砕できるはずだった。昔の感覚で拳を振ればあの様だ。 なにか角材などでも持ってくるんだった、と後悔したがもう遅い。 ガシャガシャと間接から音を立て、槍をまっすぐと構える。どうやらそのまま突撃する腹積もりらしい。 「しかたねぇ……」 強く両方の拳を握り、先程よりも多く魔力を練りこむ。 人間となった自分がどれだけ魔法を使えるか分からない以上、無駄打ちや乱発は避けたいところが、そうも言っていられない。 最大火力で、一気に燃やし尽くす! 息を一つ深く吸い込み、魔脈を整える。 全身に練りこんだ魔力を一気に高める。 「吹っ飛べ―――!」 両手から、アギの3倍はある炎球が飛び、前にいたワルキューレを直撃。 瞬時のうちにワルキューレは完全に溶解、いや気化し、膨大な火力が、衝突後空へ伸びる柱となった。 巻き込まれて、当たらなかった周囲の3体も、表面から溶けた青銅が滴り落ちている。 明らかに、動きが鈍るワルキューレたち。単体への最大火炎魔法であるアギラオ。その熱量は凄まじいの一言だった。 「ッよしッ!」 優雅とも言えた装飾もはがれ、見るからに動きの鈍ったワルキューレに、アギを撃とうとし――――― ガツン、と衝撃が後頭部を襲う。受身も取れず、地面に彼は叩きつけられた。 (こっちの火力を見て、全部攻撃にまわしやがった……!?) そういったつもりだったが呂律が回らず、うまく言葉にならなかった。それに、口からはさんざん慣れ親しんだ鉄の味。 倒れた彼を見下ろしているのは、汚れ一つないワルキューレ。先ほどまでギーシュをガードしていたそれだ。 ワルキューレの足が、思い切り彼を蹴り飛ばした。槍を使わないのは余裕か畜生、と内心毒づく。 今度は受け身を取り、その勢いで起き上がろうとするが、足に力が入らず、そのままくずおれた。 (く……ッ! 人間の体はこんなに脆かったのか!?) 魔力、耐力、腕力、そのすべてのあまりのなさに愕然とする。何もかもが、つい数日前と違う。 『魔人』でさえあればこんなもの、マハラギでも一掃できるはずだ。 これほどまで人間だった俺は弱かったのかと奥歯を噛み締めた。 せめても蹴り飛ばしたワルキューレに反撃でアギを一発当てる。上半身が炎に包まれ、膝をついて崩れるワルキューレ。 膝を突いている彼を、先ほどの溶けたワルキューレの一体が顎をつかんで持ち上げた。 残った二体が持ち上げられた彼の両脇腹へ同時に槍を突きさす。 「ぐ……あッ……ああああああ……がぁあああああ!!」 渾身の力で精神力を振り絞る。ゾンビ軍隊に銃で撃たれた時を思い出す。 あの時と違い、仲間はいない。倒れたら終わりだ。決して、意識を手放さない。手放すわけにはいかない。 「調子に……乗るなッ!!」 周囲に再度放たれる炎の渦。あまりにも炎がぶつかるワルキューレたちが近かったため、彼ごと巻き込み燃え上がる。 先ほどのアギラオの溶解のおかげで、マハラギでも喉を握っていたワルキューレの腕が溶ける。 むせるのを堪え、地に落ちると同時にもう一度マハラギ。 側にいた溶け残りの3体では、流石に2発連続のマハラギには耐えられず、崩れていく。 フラフラと立ち上がる彼の前の数メイル前に、最後に残った1体のワルキューレ。 最悪なことに傷一つないワルキューレだ。 「驚いたよ!魔法を使えるなんて」 驚いた、という割には声が明るい。ギーシュは勝ちを確信した声で言う。 「でももうここまでだ。確かになかなかやるようだけど、僕のワルキューレの敵じゃなかった!」 既に過去形かよ、と思ったがそんなことをしゃべるのも億劫だ。 脇腹の傷からは、血が流れ続けている。手加減を知らないのか、相当に深い。 炎で無理に吹っ飛ばしたせいか、槍がだいぶ腹の中をかき回してくれたようだ。 「まだ、だ……俺は負けてねぇ」 血が足りない。かすむ目を開き、震える手を上げ、アギを撃つ。 距離を掴み損ねたのか、意外とワルキューレが身軽だったのか、アギはワルキューレのすぐ横で爆ぜる。 そこが、限界だった。 勝手に意識に反して体が倒れる。わき腹から大量の血が流れている。出血多量が原因だった。 ギーシュの目障りな笑い声が耳を叩く。 「負けて……ねぇって言ってるだろ!」 両腕で上半身を支え、顔をギーシュに向ける。そのとき、生徒の輪の中からよく通る声がした。 「ギーシュ!」 ―輪の中からでてくる影。それは―――ルイズだった。 「ああルイズ、ちょっと君の使い魔を借りているよ」 「そんなことどうでもいいわ!今すぐこの茶番をやめなさい!」 彼とギーシュの間にルイズは立つ。 「決闘は禁止されるはずでしょ!」 「それは貴族同士であって、貴族と平民の間じゃ適応されないね」 「それでもよ! ここまでする必要が本当にあったの!」 ギーシュに怒りをあらわにするルイズの姿。 ――ぐちゃぐちゃうっせぇなぁ 遠くなる意識の中、ぼんやり2人のやり取りを見ていた。声は確かに届いているがほとんど聞いていなかった。 そういや、この状況、つい最近あった気がする。しばらく考えて―――思い当たった。 ――そういやあのガキの時の裏返しだな。あれだけ言った俺が、これじゃあな…… そう、この世界に来て初日。立場の逆転はあるがルイズと戦ったときと同じ。 『使い魔にしたいなら、俺に勝ってみろ。 ……力のない奴を相手にしてくれる奴なんて誰もいないぞ』 『……力もないのに、足掻くんじゃない。そんなんで、誰かに認められると思ってるのか?』 『力がなければ、誰も認めてくれない。誰もなれない。悔しいなら強くなるんだな』 でかい口叩いたのに、この始末か。僅かに覚醒する意識。そうだ、勝たなければいけない。 力がなければ、何もできない。怯えて他人の言葉に流され受け入れて生きることになる。 力が欲しい。力が欲しい。力が欲しい。誰にも負けず屈さず怯えることのない力。それを、求め続ける。それが自分だ。 ふと、自分を庇っているルイズを彼は見た。自分と、同じ目をしていた少女を。 ――そうだな…… あれだけ言った俺が、これじゃあな……だから、立たないとな……きつくても…… ――――この生き方が正しいと証明するために。自分の生き方が正しかったと証明するために。 「おい……そこをどけ……ルイ……ズ……」 - 会話に気をさいていたギーシュとルイズが同時に振り向いた。 そこにいるのは、満身創痍でもしっかりと大地を踏みしめ、立ち上がる彼の姿。 「え……今、あたしの名前……?」 一歩一歩、倒れそうでも大地を踏みしめ、彼が歩く。 「あんた、何で立ち上がるの!?もう十分じゃない、あんたは強かったわ、もうそれで十分じゃない!」 彼が腕を上げようとすると、ルイズはその腕をつかんだ。涙もろいのか、その目には涙が溜まっていた。 「もうやめて!もし、魔法を撃ったらもうギーシュは容赦しない!本当に死ぬわよ!?」 「俺は、負けられないんだよ……!」 腕を振り払い、アギを撃つ。しかし、震える腕で放たれたアギは、またもワルキューレの横を抜けていった。 ―ワルキューレが動き出す。右ストレートが彼の顔へ。 「……いてぇ」 倒れるのを必死でこらえる。 「痛いに決まってるじゃない、なんてそこまでするの!?」 さらにワルキューレは彼を殴り続ける。でも、絶対に彼は倒れない。 「それでいいのか……?」 わき腹が叩かれる。血が吹き出た。 「え……っ?」 「弱いままで、負けるだけで、誰にも認められないで、怯えるだけで……いいのか?」 ルイズが、息をのむ。肩が殴られる。骨が砕ける嫌な音がした。頭がまた朦朧とし始めた。 霧がかかったようにはっきりしない。だが、それでもやらなければならないことが彼にはある。 「俺は、力がなかった。誰にも見てもらえなかった。怯えるだけだった。何もなかった。だから、力が欲しかった。 どれだけ弱くても、他人から馬鹿にされても……絶対にあきらめねぇ。俺は、力が欲しい。誰にも負けねぇ力が。 ………そのために、全て捨ててでも、力を手に入れてきた」 もう自分も誰に対して言っているか、何を言っているかのかすら曖昧だった。しかし言わなければならないと思った。 自分のため、自分自身のためにも必ずやって見せなければならない。 今度はローキック。下半身にくる。 「だから、負けられねぇ……負けたら、俺の生き方が嘘になる」 倒れ際に、ワルキューレの頭をつかむ。そのまま、ゼロ距離でアギを撃った。 代償に、手が爛れ、爪がはがれる。 だが、首を失ったワルキューレもまたゆっくりと倒れていく。 「回復魔法に金を取るのか?」 「そうですよ」 「どのくらいかかるんだ?」 「まあ、平民の出せる金額ではありません」 どうやら、精神的なものだけでなく、金銭的な意味でも本当に大きい借りを作ってしまったらしい。 ますますため息が出る話だ。この世界では、科学のかわり魔法が随分と発展している。 おかげで何かとつけて魔法を使っていたのを見て、魔法に関して全てこちらの世界のほうが優れていると思い込んでいた。 まさか、生命線とも言える回復魔法に関しては東京より劣っているとは、誰が想像できるだろう。 思いがけないところで不自由な魔法世界の一面を知ることになった彼は、頭を押さえた。 「俺はどのくらい寝ていたんだ?」 「三日三晩寝てましたよ。その間、ミス・ヴァリエールがずっと看病していました」 足元にころがる小娘に視線を向ける。よく見ると、目の下には大きな隈ができていた。 「………そうか」 人に看病されたのなんて、一体どれくらい前のことだろうか。まるで思い出せない。 母親からも、こんなことをされた記憶がなかった。自分にここまで親身なってくれた人間などこれで3人目だ。 あいつと、奴と……このルイズ。ほとんど突然湧いてきたような自分に何故ここまで? メイドは、銀のトレイに乗ったスープを置くと、 「簡単な私たちに使う飲み薬を持ってきますね」と言って部屋を出て行った。 また、部屋の中は静寂に戻り、ルイズと二人になる。 なんとなくルイズの手に、自分の手を伸ばす。掴んで見てみれば、相変わらずボロボロの手だった。 目新しい傷も目立っている。この3日間も、そうとう魔法の練習をしたのだろう。加えて、自分の看病までしていたのだ。 ……おそらくわざわざ睡眠時間を削って。あれほど辛辣な態度をとった自分を看病しながら。 決して自分の魔法の練習も放り出さずに。 頭を左手でこめかみを叩く。 ちらりと目に入ったのは、手に刻まれた使い魔のルーン。 ルイズのことは、メイジの中でも特異な部類らしく、噂も容易に聞けたので知っていた。 曰く、『ゼロのルイズ』。 一度も、魔法に成功したこともない、それでも決して学校を辞めず、諦めることもない生徒。 スープを一気に飲み干し、またベッドへと倒れこむ。 無駄に、としか思えないほど豪奢な天幕が見えた。 ふと、読んだ本に書いてあったことを思い出した。 『現れた使い魔は、召喚者の性質、属性、気質、秘めた才能などを総合して呼び出す。 故に呼び出された使い魔によって、どんな専門課程に進むのかを決定する』 たとえば、風の魔法使いなら風に関したものだったり、陽気なものなら明るい使い魔だったりするらしい。 決して、適当に呼び出されるわけではないということだ。 自分がどんな人間か考える。昔ならいざ知らず、今なら少しは落ち着いて外から自分も見られるようになった。 結論としては……つまり、こういうことか? こいつには、他人に対する劣等感やそれに反発する心や誇りがあって、そんな力への渇望が自分を使い魔に選んだと。 それとも別の答えがあるのだろうか。使い魔の証らしい左手のルーンをさするが、当然答えはない。 「起きたの!?あんた」 騒がしい声が足元から聞こえた。ルイズが起きたようだ。 「ついさっきだけどな」 肩を軽く回しながら答える。砕けた骨はどうやらくっついているようだ。 無理ができるかは分からないが、当面は大丈夫だろうと、楽観する。ルイズは立ち上がって、ベッドの端――彼の顔の横に座った。 「悪かったな。 ……借りができた」 どんな思惑があろうと、治癒のために手を尽くしてくれたことは確かだ。 はっきりと正面から礼を言うのは、慣れていない。これが、彼なりの精一杯だ。 「別にいいわ。この3日間、色々考えさせてもらったしね」 そういってルイズは妙に晴れやかな顔でうなずいた。 「使い魔の世話をするのは、貴族として当然の義務だもの。当然のことよ」 「……そんな理由でここまでしたのか? 寝首をかいてもよかったんだぞ?」 言葉に彼は眉をひそめてそう言い返したが、ルイズは彼の言葉を無視して言った。 「私は貴族よ。魔法を使えるものを貴族というんじゃないわ。決して敵に後ろを見せない……あきらめないものを貴族というのよ! 今は魔法が使えないかもしれない。でも、必ずつかえるようになってあんたに勝って、きちんと従わせてみせるわ」 はっきりと宣言するように、腕を組んでルイズが言う。そして、ルイズは笑った。 まぶしいほど輝いていて、それでいて獰猛で、どこまでも不敵な笑顔だった。 頭の中でリフレインする言葉。 ―――現れた使い魔は、召喚者の性質、属性、気質、秘めた才能などを総合して呼び出す。 故に呼び出された使い魔によって、どんな専門課程に進むのかを決定する。 やはり自分を呼び出すその前から、根幹としてルイズの望みは自分と同質の―――― 「…………開き直りだな」 「そう受け取ってもらっても今はいいわ。なんと言おうと私は貴族。あんたは召喚された使い魔。 いうこときく、きかないは関係ない。もう一度言わせるの? 使い魔の世話をするのは、貴族として当然の義務よ」 人差し指を立て、念を押すようにルイズはさらにそう付け加える。 「勝手にしろ」 彼は、ルイズを背に向け寝なおした。 ―――口元が少し、ではあるが緩んでいるのを見られたくなかったからだった。 結局、これ以上ルイズとその日話すことはなかった。彼女は満足げに「魔法の練習をしてくる」と部屋を出て行った。 相変わらずの態度だったが、彼は、使い魔としてはともかく、もう少しルイズを見ているのも悪くないと思った。 ルイズは使い魔が彼であることを決して悪いことでないと思い始めていた。 ………左手のルーンに隠された力は、確かに発揮されていた。 前ページ力を求める使い魔
https://w.atwiki.jp/oreka_3/pages/486.html
汚れたタマゴ パラメータ 初期コマンド 覚える技 汚れたタマゴ 出現条件 クラスチェンジ派生 解説 汚れたタマゴ パラメータ 属性 風 HP 6-7 クラス ☆ 攻撃 2 種族 ドラゴン 素早さ 1 EX(ルーレット) よぶ→ときをまつ 入手方法 対CPU戦で出現、カード化可能 初期コマンド # ★ 1 ときをまつ 2 ときをまつ 3 ときをまつ 4 ときをまつ 5 ときをまつ 6 ときをまつ 覚える技 単体選択攻撃 ランダム攻撃 全体攻撃 防御 回復 強化 召喚 異常 EX増減 EXゲージ+1 コマンドパワー増減 技変化 無効 ときをまつ ヒビ 汚れたタマゴ 出現条件 ☆クラス合計 〜6 ☆クラス合計 7〜9 クラスチェンジ派生 汚れたタマゴ(Lv1~10)が一定確率で無条件クラスチェンジ→クズ 解説 神竜クズリュウのタマゴ。 …なのだが、何とこのタマゴ、親のドラゴンと共に登場する事はなく、 ☆3〜6または☆7〜9のレアエンカウントのチームでのみ出現する超レアモンスターである。 グズリは陽龍ヤンシェンロンの作成にも必要となり、非常に重要なモンスターなのだが、敵として出すだけでも一苦労である。 その為か、1月に入ってからのアップデートで少し出現率が上げられ、その後に「さすらいの汚れたタマゴ」が漫画5巻付録となった。 汚れたタマゴを探す場合、☆7〜9で探すよりも、☆3〜6の方が見つけやすいと言われている。 しかし、☆7〜9で汚れたタマゴが含まれるチームには戦乙女ワルキューレと言う、同じくレアなモンスターが存在する。 このモンスターはニーベルングの指環と言う、ワルキューレの進化に必要なアイテムをドロップする。 従って、戦乙女ワルキューレも作りたいと考えている人は☆7〜9。 戦乙女ワルキューレに興味がない人や、ニーベルングの指環を既に持っていて汚れたタマゴの厳選が目的の人は☆3〜6で探すと良いだろう。 その出現率を見ればあの当時の真っ黒いタマゴを想起するプレイヤーも少なくないだろう。 そして、新7章に入り、ようやくレアチームではないチームで出現するようになった。 これを機に育ててみるのも良いだろう。 【よぶ】で召喚されるのはグズリュー。 効果は敵全体に199の固定ダメージを与える物で、例によって追加効果は無い。
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/22.html
>>back >>next 「よくきたな、平民のメイド! 君は貴族である僕に恥をかかせた。よって決闘で決着をつけようじゃないか…!」 ヴェストリの広場には見物人が押しかけていた。輪の中心で、ギーシュは気障に薔薇の杖を咥えている。 貴族と平民の決闘なんて見世物に、みな興奮していた。ゆっくりと真由子に化けたとらが輪に入っていくと、その美しさにどよどよと歓声があがった。 「ギーシュ……一応聞くけど、あんた本気?相手、平民よ。しかも女の子。勝っても恥ずかしいだけだと思うけど……」 万が一にも勝てたとしてだけど、とルイズは心のなかでつけ加える。平民でも女の子でもないのだが、知らせる義理もない。 面倒ごとを避けるには、取りあえず、ギーシュの意志で決闘が行われたことをまわりに知らしめる必要があった。 ルイズの問いに、ギーシュは鼻で笑う。 「ハン、もちろん手加減はするさ……参ったと言って謝れば、許してやるよ。さあ、平民! 戦う気があるなら、剣を取って戦いたまえ……!」 ギーシュは錬金で剣を作りだし、真由子の姿をしたとらに向かって放り投げた。剣がとらの足元に突き刺さる。 とらはシエスタの着ているのと同じメイド服を着て、傲慢に腕を組んでいる。顔には凶暴な笑みが浮かび、真由子の美貌が台無しであった。 「くっくっく……よわっちいヤツほどよく吠えるのは、どこでもかわらねえな……」 笑いながらとらは剣をずぶりと引き抜く。すると、左手のルーンが輝きだし、とらの体に力が溢れだした。 (む……こいつは……呪印の力か? 力が溢れてくるみてえで悪くねぇな……) 「剣を取ったな、さあ始めようか! 行け、ワルキューレ!」 ギーシュの繰り出した青銅の戦乙女がとらに襲いかかった。青銅の重い拳が真由子の姿のとらの顔を狙って繰り出され、気の弱い下級生たちは思わず目を覆う。 だが。 その拳は、あっけなく少女の左手一本で受け止められた。あまりに意外な成り行きに観衆がどよめく。 そしてそのまま、真由子の姿をしたとらは、片手でワルキューレを持ち上げていく。 「おいおい……小僧、こんなオモチャでわしに勝てると思ったかよ……?」 「わ、ワルキューレが……」 ギーシュが青ざめていく。片腕で青銅のゴーレムを持ち上げる平民など、聞いたこともなかった。ようやく、ギーシュは自分がとんでもない過ちを犯したことに気がついていた。 「ああ!? ちょっとでも勝てると思ったかよ――このアホウがっ!!」 とらは一気にワルキューレを思い切り地面に叩きつける。青銅のゴーレムはカエルのようにベチャリと潰れ、それきり動かなくなった。 「うわああああああ! ワルキューレ! ワルキューレ!!」 ギーシュは狂ったように薔薇をふる。合計七体のゴーレムが、各々武器を構えて、とらとギーシュの間に立ちふさがった。 しかし、次の瞬間には二体がバラバラになって吹き飛ぶ。とらがギーシュの錬金した剣で、一瞬のうちに寸断したのだ。 「は、速すぎるっ……一体どうなってる!?」 「くく……わかんねーか? 教えてやるよ」 ニヤリと笑うとら。その凄惨な笑みの迫力に、ギーシュの全身が凍りついた。こいつは、平民じゃない。メイジどころか、人間じゃない―― 「オメエがノロマなのさ!」 「ひいいいいいっ! ワルキューレ! 一斉にかかれえーっ!!」 ギーシュが残った五体の戦乙女を、メイド服のとらに襲いかからせる。刹那―― ゴオオオオオオオッ!! 真由子の姿のとらの口から出た、凄まじい爆炎が青銅のゴーレムたちをなめとり、一瞬のうちに蒸発させる。サラマンダーはおろか火竜にも引けを取らない炎である。 「ばばば、ばかー! とら、バレないようにって言ったじゃない! というか、火が吐けるならそう先に言いなさいよ!」 ルイズが抗議まじりの悲鳴を上げる。もっとも、そのころにはとっくに、観客たちは悲鳴をあげながら蜘蛛の子を散らすように逃げだしていた。 キュルケとタバサはシルフィードで上空に逃れて観戦していたが。 「ままま参った!負けだ!僕の負けだよ!!」 しりもちをついてギーシュは失禁する。泣きながら降参するギーシュに、とらはふんと鼻を鳴らした。 「命は取らねえ、食いもしねえ……コースイくせえからな。だがな、小僧! こんだけ覚えとけ 人間はよわっちいからわしはキレエだ。だがよ、どっかのアホウに言わせりゃ、人間は負け続けるようにはできてねぇ――だとよ。だから……」 とらはギーシュの剣を無造作に地面に突き立てた。 「強くなるんだな……ナガレぐれえ強くなったら、またわしが相手してやらあ」 (ナガレって、誰――!?) おそらく、とらを除く全員がそう思った。 >>back >>next
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/422.html
部屋で身体を拭き着替えを済ませたルイズは、ベッドにうつ伏せになって考えていました。 (おとーさん・・・私を慰めようとしてくれてたのかな・・・) ルイズは貴族として厳しく育てられてきました。その事に恨みも憎しみもありません。なぜなら、貴族として生まれた自分には当然の事だと考えていたからです。 そんなルイズには、あんなに優しく頭を撫でられた事は遠い遠い記憶の中でしかありませんでした。 だからこそ、おとーさんの行動に吃驚しましたし。子ども扱いだと反発したのでした。 (17歳の娘にあの慰め方は無いよね・・・・) そんな事を考えていると激しくドアをノックする音がしました。 「ヴァリエール様、メイドのシエスタです。大変です!!ヴァリエール様の使い魔さんが・・・使い魔さんが・・・」 扉の向こうで涙声で訴えるメイドの声に吃驚したルイズはすぐさま部屋へ引き入れるのでした。 「落ち着いて何があったか話なさい!」 シエスタは涙ながらにこう言いました。 「ギーシュ様とヴァリエール様の使い魔さんが決闘することに・・・」 「何ですって!!!!」 シエスタから事の顛末を聞き、ルイズは決闘を止める為にシエスタと一緒に広場へ走りました。 「大体ギーシュの奴モンモランシーとケティに二股かけて、それがばれたからって何で香水拾ったおとーさんに八つ当たりしてるのよ!!」 ルイズが走りながら文句を言っているとシエスタがこういいました 「使い魔さんは、ギーシュ様から最初は何を言われても何も反論しませんでした。ですが、ヴァリエール様事を言われた途端急に・・・」 「えっ?」 ルイズはそれを聞いて急に立ち止まりシエスタの顔を驚いた様子で見ています。 そして、ルイズはまた走り出しました。 「とにかく止めなきゃ・・・・」 広場に着くとすでにギーシュとおとーさんそして生徒たちの野次馬が揃っていました。 「なんでこんなに集まってるのよ!!」 ルイズは、野次馬を掻き分けなんとかおとーさんの横に出ることが出来ました。 「おとーさん!!決闘なんてやめなさいよ!!」 ルイズの言葉におとーさんは黙って首を振ります。 「ギーシュはバカで女ったらしで二股するような奴だけど、結構強いのよ」 ルイズの台詞を聞いてギーシュは顔を引きつらせながら髪をかきあげこう言いました。 「ミス・ヴァリエール、随分な言い草だね」 「間違ってないでしょ?? それに、決闘は禁止されているはずよ」 ギーシュは青筋を立てながらこう言いました。 「それは貴族同士の話だろう?貴族と使い魔なら問題ないさ。それにもう止められないよ!!」 ルイズは止めることが出来ないと諦めました。 「おとーさん、決闘はどちらかが降参するまでだから。後、貴族は杖を落としたら負けだからね」 そして、ルイズはおとーさんにこう声をかけて生徒たちの方へ向かいました。 「おとーさん、がんばって・・・」 ギーシュは錬金で一体のワルキューレを作り出し 「僕はメイジだ!!だから魔法で戦う。そして、僕の二つ名は『青銅』。青銅のギーシュ。 従って、僕が作り出したワルキューレが君のお相手をするよ」 そして、ギーシュは決闘の開始を宣言しました。 ワルキューレは駆け出すとおとーさんに殴りかかります。しかし、ワルキューレの拳がおとーさんに当たる寸前で止まります。 「何っ!!」 ギーシュはギョッとしました。自分はドットクラスでしたが、錬金には自信がありました。そして、ルイズがやっと呼び出した使い魔が相手という事で侮っていたのでした。 その使い魔は、ワルキューレの殴ろうとした右腕を左手で掴むと握りつぶしてしまっていたのでした。そして、右手でワルキューレを殴り飛ばし学院校舎の壁に叩き付けたのでした。呆然としていたギーシュと生徒達の前でおとーさんはこう呟きました。 「おとーさん、本気」 突然おとーさんの左手のルーンが光り始めました。するとどこからとも無く巨大な鎧が出現しおとーさんの身体を包み込みます。 【重装陸戦おとーさんα】 この姿の名前なのですが、ここに居る誰一人として知りませんでした。 しかし、巨大なおとーさんの姿を見て先ほどまでうるさかった生徒達は呆然としています。 ギーシュは叫び声をあげながらワルキューレを6体出現させました。破れかぶれでおとーさんに突撃させましたが。紙くずのように引き千切られて行きます。 その光景に、ギーシュは腰を抜かしてしまい歯をガチガチと震わせています。 おとーさんは6体のワルキューレを片付けるとゆっくりギーシュに歩いていき徐に右腕を振り下ろしました。 その場に居たギーシュを含めた全員が目をそむけました。轟音と共に土ぼこりが舞い上がります。野次馬の生徒達は(ギーシュは死んだ)と思いました。 ギーシュ自身も死を覚悟していましたが不思議と痛みがありません。 (これが死というものなのかな・・・) ギーシュはそう考えながらゆっくり目を開けました。目の前の地面にクレーターの様な大穴が開いていました。そして、目線をあげるといつの間にか元の姿に戻っているおとーさんが居ました。 「謝りなさい」 おとーさんはポツリと呟くと、どこかを見ています。ギーシュが、その方向を見るとモンモランシーとケティそしてルイズが居ました。 「仲良く・・」 ギーシュが再びおとーさんを見ると、おとーさんはそう呟きました。 目を瞑り、深呼吸をして落ち着きを取り戻したギーシュはこう言いました。 「敗者は、勝者に従う。僕はおとーさんに従おう・・・この勝負、僕の負けだ」 その後、ギーシュは三人に対して誠実に謝りました。 「面白い使い魔ね・・・ そう思わない?」 キュルケはタバサにこう言いました。タバサは本を閉じ頷きながら指を差します。 「まるで親子」 タバサの指先には、手をつないで部屋へ戻るルイズとおとーさんの姿がありました・・・
https://w.atwiki.jp/yu-gi-oh-dialog/pages/1945.html
悪運の強さだけで勝てると思っているのか?運命に愛されし、この私に。 私のターン、ドロー 三姉妹の女神達の効果発動。2番目のカードを一番上に置くがいい。 一番上はモンスターカード、ゴブリン突撃部隊 リバースカードを1枚伏せて、ターンエンドだ モンスターカードが入っているだろう?さあ、捨てるがいい 何をしようが無駄なこと。この瞬間永続トラップローゲの焔(ほのお)発動。 このカードがフィールド上にある限り、攻撃力2000以下のモンスターは攻撃することは出来ない ふん、やはり運命に愛されているのは私なのだ 私のターン、ドロー 女神コンボ発動。2番目のカードを一番上に。 また一つ、モンスターの魂がヴァルハラに旅立った。 さらに、マジックカード発動、白鳥の乙女。このカードは手札より1体ワルキューレを特殊召喚する。 ワルキューレ・アルテスト、攻撃せよ 今度こそ終わりだ ふん、儚い希望もいずれは消える。 いいだろう、リバースカードを1枚伏せて、ターンエンド トラップ発動、フライアのリンゴ! フライアのリンゴはフィールドから排除された時に発動し、その効果でデッキから1枚ドローできる。 そしてローゲの焔(ほのお)もまた、フィールドから離れた時特殊効果を発動する。 炎と共に出でよ!ワルキューレ・ブリュンヒルデ! ブリュンヒルデは戦士族・ドラゴン族1体につき、300ポイント攻撃力をアップする ブリュンヒルデの特殊効果、モンスターの攻撃を受けた時、守備力を1000下げることで破壊を免れる くっ・・・ ふん、ここまで私を本気にさせた者は居なかった・・・もはや容赦はしない。 私のターン、ドロー。 装備魔法、霊剣ノートゥング発動。ブリュンヒルデに装備し、攻撃力400アップ。 ノートゥングはただの剣ではない。これは竜殺しの剣なのだ。 そう、相手フィールド上の全てのドラゴン族モンスターを破壊し、ゲームから除外する さらにマジックカード、英雄の掛橋ビヴロスト! ゲームから取り除かれた相手モンスター1体につき500ポイント、ワルキューレ1体の攻撃力をアップする ほう、まだ運命に逆らう気か では選ぶがいい。己の運命を掛けて ふん、お前の命運は尽きた いけ、ブリュンヒルデ!戦士達の魂と共に! 言ったはずだ。運命に愛されているのはこの私だと
https://w.atwiki.jp/yugio/pages/4561.html
天馬の翼(アニメ) 通常魔法 「運命の戦車」が自分の墓地にある時発動可能。 「ワルキューレ」と名のつくモンスターはこのターン 攻撃力を半分にする事で相手プレイヤーに直接攻撃する事ができる。 ワルキューレ補助 直接ダメージ 魔法 同名カード 天馬の翼(OCG) 関連カード 運命の戦車(アニメ) 運命の戦車(OCG)